【2017年7月03日 恋愛コラム ★人間から粘菌になった男たち女たち】
【2017年7月03日 恋愛コラム ★人間から粘菌になった男たち女たち】
こんにちはラスカルです。
今日も一日遅れの更新になってしまいましたが、昨日は昨日でラスカルにもいろいろあったわけです。恋もビジネスも似たようなところがあり、善意の第三者を装って無償の笑顔で握手を差しのべてくる人間というのは、「妖怪」に似た気持ち悪さがあるものです。
インターネットでの情報や、人から聞かされる情報というのは常に、例外なくその情報を発信する側にメリットがある形で発信されます。
自分で「考える」ということを放棄してしまうと、いつのまにかそういった妖怪たちに乗せられて、自分自身を切り売りしてしまうとい結果になってしまいます。
そうならないためにも、どんな課題が目の前にあったとしても、それが命にかかわるようなものでなければ「イエス」か「ノー」の判断はすぐに下さなくていいのです。いや、命にかかわったとしても、即決しなくていいのです。
大切なのは、「問う」ことです。
本当にこれでいいのだろうか、自分の判断は間違っていないだろうかと、いったん立ち止まることが大切です。走らなければ車の事故もなかなか起きるものではありません、飛ばなければボーイングの事故も起きません、港から離れなければタイタニック号の悲劇もなかったわけです。
「NOといえない日本人」という本が今から何十年も前に流行しましたが、NOといえない日本人だからこその風情を大切にしたいものだとラスカルは考えます。
もちろん、時と場合がありますけれどね。
さて、恋愛において「イエス・ノー」の判断を出さなかったことで、自分の好きでもない相手からストーカーのようなことをされて、迷惑をしたことなど皆さんはないでしょうか。
そもそも「イエス・ノー」の範囲ですらない関係なのに、やたらめったらに相手がメールを送ってきたり、LINEでメッセージを送ってきたり、古今東西どこにでもある話しですけれど、どこにでもあるから迷惑なわけで、そして頻繁な問題です。
断り方も難しいものですが、相手の自尊心を傷つけないようにだけ気を配れば、あとはまったく余計な気遣いをせずに断りましょう。人間が「粘菌」というカクテルになるには、さまざまな要素が必要であり、それはその人の資質というよりも、お互い同士の関係性で引き起こされてしまう症状ですから、原因はお互いにあるということです。
ストーカーされる人というのは、なんだか付き合う人、付き合う人が連続して粘菌になったりします。男から暴力を振るわれる女性が、それを原因に男性と別れたのに、次に付き合った人からも暴力を振るわれるという負の連鎖は、どちらか一方に原因があるわけではないのです。
悩み相談など、相手の心の中へ入っていったり、自分の心の中へ相手を招くと場合は特に気を付けましょう。
踏み込んだが最後、そこが底なし沼のように足を取られて抜けられないということもありえます。
卑怯でもなんでも構いません、どうしてもそういう状態になりそうなときは、常に逃げ道を用意しておくことを忘れずに。そして何よりも心は生きていくうえでとても大切な財産です、しっかりと心の金庫にカギをかけておくことをお勧めします。
ご意見、ご感想やお問い合わせはこちらまで ラスカルさん antemasque@yahoo.co.jp