【2017年7月07日 恋愛コラム ★出会い系サイトは地獄絵図②】
こんにちは、ラスカルです。
昨日は会議のあとにブログのつづきを更新しようと考えていましたが、どうやら風邪のひきはじめだったみたいなので、葛根湯を飲んで安静に努めていました。
はい、つまり言い訳からスタートです。
それでは昨日のつづきを書かせていただきます。ラスカルのところへ匿名さんから出会い系サイトに関しての相談がありました。課金制のサイト(1通/500円)で5年ほどやり取りして付き合っている男性がいるが、その人と会えないままである。
その人が実在するのか、という相談でした。
匿名さんが利用されている出会い系サイトについてラスカルも調べさせていただきました。出会い系サイトといってもピンからキリまであります、なにもかもが悪いということではないのですが、悪質なサイトが圧倒的に多いのは確かです。
匿名さんが利用されているサイトについて、ラスカルが気になったことがありました。気になったというよりは、これは悪質な絶対に相手と出会えないサイトだなと確信した部分です。
(A)これまでに何度も会員は同じなのにサイト名や法人が変更されていて、強制的にそこのサイトに登録されている。
◆これについては、理由は簡単です。同じサイト名や法人では都合の悪いことが起きたのでサイト側が身をかわすために、変更を繰り返しているということです。
つまり、利用顧客とのあいだで刑事や民事問わずにトラブルが起きており、ポイント代の返還請求などをされている可能性や、サイトにとって運営に関わるネガティブな評判がネットなどに情報として記載されているということです。
一度くらいならサイト名や法人が変更されても、そういうこともあるのかと考えてしまいますが、これが何度も頻繁にとなると確実に詐欺専用の出会えない系のサイトです。
(B)現在のサイトの法人登記が海外でされている。
◆これは今の流行の手法です。代表者と所在地が海外になっているからクレームをどこに出せばいいのかわからなくしています。さらには警察や総務省、消費者センターからの追求をかわす目的があります。ペーパーカンパニーというものですね。
つまるところ、事業者自身が隠さなければいけないことがあるから、こういうところへ逃げ込んでいるわけで、カタギの仕事じゃありません。
運営の苦しくなった出会い系サイト関係者に向けて、海外のこういった法人設立を代行して紹介料をくすねていくような、小賢しいのがいるんですよ。詐欺師を詐欺するような奴らがね。
(C)出会おうとするたびに、トラブルが起きる。匿名さんがメールに必要なポイントが減ってなくなったときに、急に会えるようになったと相手の男性が言ってきたりする。
◆完全に相手側に匿名さんのポイント残数が見えるようになっています。つまり、サクラということです。ポイントが少なくなってきたので、買わそうと促しているのです。
まだ他にも不審すぎるところは沢山ありますが、これだけ根拠が揃っていれば、出会えない系サイトだと結論づけても、間違いはありません。
このサイトをどうにかしてやろうと考えるよりも、ラスカルはこれまで5年間を費やしてきた匿名さんの心身の健康と、ポイント代によって苦しい生活をされているのではないかと心配です。
匿名さんが好きになった相手は、この世に実在はしない人です。だけれど、多分相手のサクラも優しいところがあったり、魅力的なところがあったのでしょう。いくらお金のためとはいえ、5年間もメールを続けるというのは容易なことではないとラスカルは思います。
どこかで白黒をハッキリつけなければいけないタイミングが来ます。
こうして黒とわかったからといって、匿名さんのサイト利用がまったくの無駄だったとはラスカルは思いません。成功とか失敗とか、勝ったとか負けたとか、そういったことだけで片付くものではないのが恋愛ならではの問題です。
どうせダマすなら、死ぬまでダマして欲しかった。