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【2023年8月8日 恋愛成就ブログ★自己紹介①】

はじめまして。

今日からこのブログを担当することになったので、まずはご挨拶。


ここを訪れてくれたあなたへ、感謝を述べたい。

俺は多くの女性の心と体を弄んできた、元クズ男。

今は、男心を伝授して恋愛の手助けをする発信者として、あなたの恋の悩みをサポートしようと思う。

こんな俺だが、以前の俺は今とは全く違う生き方、考え方をしていた。

ここに来てくれた人は、少なからず恋愛に興味のある人だろう。

しかも恋愛成就をしたいと願う女性が多いと思う。

中にはワケありの恋や辛い恋をしている人もいるかもしれない。

そんなあなたに、まず俺の自己紹介をさせて欲しい。


俺の名前はレンスケ。

自分で言うのもなんだけど、中学生の頃からわりと女の子には人気があった。

顔もいい方で授業態度も良い方だからか、俺が悪いことしても女の先生が俺を見る目は甘かったし、特別扱いも良く受けてたよ。

女子からも優しくされることが多くて、


みんな俺のこと好き?って勘違いしてしまうほど。バレンタインの時なんて、クラスの他の男子を差し置いて一人勝ち状態。当たり前にチョコでパンパンに膨れた鞄持って帰ってたから、妬みも買ってたね。

女の先輩からも人気があるっていう理由で、いかつい男の先輩たちに呼び出されてリンチを受けたこともあったけど、ボコられた傷もモテる男の勲章?(笑)

とにかく、俺は女の子を手に入れるのに苦労しなかったって話。

同時に女子同士による俺を巡っての陰湿な争いも目のあたりにしたからか、心から女性を好きになったことがなかった。


俺には2人姉がいて、姉達の少女漫画を家でよく読んでた。

少女漫画って、男の俺からしたらこんなセリフ言わんやろ!って、いちいち突っ込みたくなる甘いセリフのオンパレードで、女の子ってこう言う言葉が欲しいんだなって知らず知らずに脳みそが学習したように思う。

だからなのか、つい女の子が言って欲しそうな言葉が口をつくように出るわ出るわ。それで気を持たせてしまった子も多いのかもしれない。

実際、俺に好意を持ってくれた女の子に対して、特にその子のことが好きでなくても、ついその子が喜びそうな言葉を吐いてたら余計に好かれて困ったこともあったな。


そんな調子で大人になってしまったから、世の中の女性、特に俺を恋愛対象で見る女性を半ばナメてた。

どんどん口が上手くなってしまい、口説き落とすなんて息を吐くように簡単に感じたし、俺に沼った女の子の稼いだお金でいい生活も送るようにまでなった。

二股三股なんて当たり前で、一緒にいる女の子(誰が彼女なのか?)に別の名前で呼び間違えないかヒヤヒヤしてた。

多い時なんて10人くらい同時に手を出してたから、よくバレなかったなって思う。(バレてても言われなかっただけかもな)


女の子の扱いが上手いからっていう理由でホストをしたことがあったけど、俺には向いていないみたいで、すぐに辞めちゃった。

仕事辞めて収入がなくても、お金出して養ってくれる女の子がいくらでもいたから人生ナメてたかもしれない。


正直、どの女の子もそれなりに好きだったけど、絶対この子じゃないとダメってことはなかったし、俺自身、真剣な恋愛っていうのがわからなかった。

頑張らなくても女の子が尽くしてくれるし、ちょっと霊感があったからか、その子が俺に期待してることが見えてしまうことが多くて興ざめすることも多々あった。

後、別れようとすると狂乱する女の子もいて、恋は魔物だ(笑)とネガティブなイメージも抱いたのも確か。

ただ、いくら女の子にモテたところで自分が自分の力で稼げていないコンプレックスがあったから、仕事で成功したいって考えるようになっていた。


そんな時に、付き合っていた子の1人で金持ちの娘がいたんだけど、その子の親の出資でカフェバーをすることになった。

その子と俺とで経営を任されて、小洒落たカフェバーをオープンさせた。

若い女性客が俺目当てで来てくれることも多く、店は結構繁盛していた。

従業員も雇い、順調に売り上げを伸ばして、若くしてそんな店のオーナーであることに優越感を持っていた。


ちょうどその頃、仲良くしていた女の子から恋愛の相談を受けていた。

その女の子は、俺が付き合ってきたちょっと派手目な女の子とは違って、とびきりの美人ではないし華やかではないけれど凛とした美しさがある子で、時々出る秋田弁が可愛い子だった。

俺に恋愛感情を持っていないようだったので、話すのがとにかく楽で心地良くて、いつの間にか癒される存在になっていた。

でも、彼女は俺の店で働いている奴のことが好きだった。

どうして、あんなに冴えない俺より見た目も随分と劣ってる奴のことが好きなのか。

趣味が合うこともあって、長時間話したり一緒に出かけることが増えるにつれ、彼女のことが好きになってしまった。

彼女も俺を好きになったんじゃないかという手応えを感じながら、どんどん独占欲が強まっていった。

女の子を口説いたり手を出すことなんて正直何も感じなかったのに、彼女には自分の気持ちを伝えたり、ましてや男女の関係に進むような話題をどうしても持ち出せない。

初めて、恋愛で拒絶されるかもしれないという怖さを味わった。

でもモテてきた経験から勝算は十分あったので、意を決して手を出そうとしたら(告白はなし)逃げ出されてしまった。

女の子にあからさまに逃げられたことなんて初めてで、気がついたら追いかけて一心不乱に口説きまくっていた。

彼女は俺に複数女性がいること挙げて、不安な恋愛はしたくないという。

それなら、関係がある女の子とはすぐに別れるから信じて付き合って欲しいと何度も伝えた。

初めは疑心暗鬼だった彼女も、俺の熱量にほだされたのか程なくして陥落した。


その時の俺は、人生で初めて恋愛の歓びに浮かれまくっていた。

ああ、こんなに見るもの全てが楽しく幸せいっぱいに感じるのかと、甘い感情を味わいまくっていた。


だが、この幸せのためにはカフェバーの娘や、関係のあった女の子達と切らなければならない。

今まで別れ話で危険な目に遭ったこともあったから、別れ話には慎重だ。

彼女達には未来に希望を持たせる形で適当な理由を言って一時的な別れ話を持ちかけた。

これで全て丸く収まると思っていたのだが。


ラブラブの彼女とスタバで甘ったるいフラペチーノをチョコチップ倍量で飲みながら涼んでいる時、嫌な予感がした。

ポケットのスマホが鳴り、カフェバーの子の親から着信。

彼女を席に置いて電話に出ると「あの子が自殺未遂して意識がない」と震えを帯びた声が聞こえる。

一瞬で全身の血の気が引き、その場に立ち尽くした。



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ここまで読んでくれてありがとう。

続きは、次回書こうと思う。



ご意見やご感想があればこちらまで。




じゃあまた。 


レンスケ

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